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込み栓、貫、小舞

残りの込み栓と貫を完了しました。

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わが家は、極力、金物を使わない、木は木で締める構造としています。
金物を使っているのは、建築基準法で指定されている所だけです。
これは、木を金物で締める剛構造よりも、木は木で締める柔構造の方が
木造には合っているのではないか、と思っているからです。

剛構造は、木と金物の接合部が破断すると終わりです。
一方、柔構造は、木と木の接合部が破断しても完全には破断せず
非常にねばりがあります。なので、地震などでも完全には倒壊せず、持ちこたえます。
柔よく剛を制す、なのです。
でも、地震が来てみないと分かりませんが・・・
実験住宅ですね。

さて、わが家の耐震壁は、すべて土壁なので、
壁下地は小舞となります。
竹小舞が一般的と思われますが、
わが家は、木小舞下地です。(一部、竹小舞もやってみるつもりですが・・・)
これは、大量に製材した側材を有効に活用しようと思ったからです。
試しにちょっとだけやってみました。

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本当は、こんなことをやっている場合ではないのですが・・・
屋根を仕上げてしまわなければならないのですが、
この屋根の仕上げが、二転三転しているのです。

この話は、次回にしましょう。
by kura_do | 2007-03-29 19:39 | 建築
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